ブログ

《書評》”一人飲み”は健康維持に大切なキーワード?!


先日ビックサイトで開催された、第2回WellnessPost「ヘルスケア・イノベーション」へ参加しお話を聞いてきました。このイベントについては、日経デジタルヘルスさんでも「運動しない人に運動してもらう術はあるのか」と言うタイトルで取り上げています。

このイベント、とにかく最近のヘルスケア関連事業で大活躍の豪華メンバーが勢揃いで、とても参考になる実践的なお話ばかりで素晴らしい内容でした。そのパネリストの1人である、西根英一さんの新刊の生活者ニーズから発想する「健康美容ビジネス(発行:宣伝会議)」を、早速購入し読ませていただきました。

この本の第1章のはじめに、

健康のために何をしてるんですか?と聞かれると、僕は、「一人飲みです!」と答える。

という一文があります。じつは、この本のそこへかなり共感してしまった私です。わたしも同じ回答だからです(笑)ということで、少しこの本の内容や感想を書きたいと思います。

健康とか美容とか、ヘルスケアというキーワードからは、ガンガン頑張ってカラダを鍛える・磨く的なオーラがどうしてもしてしますよね。マスメディア等でもジムへ通って筋力トレーニングをしてる絵や、エステをしてる絵、特別なダイエット食品を食べる絵等々のものが多く流れてきます。それって結局ほとんどの方は、継続が難しと思うんですよね。(きっかけ作りには、こういったサービスもひとつの手段であるとは思います)

本当の健康って長いスパンで無理なく「からだ・こころ・あたま」の良いコンディションを自然ンに維持していけることがポイントだと思います。WHO(世界保険機構)でも、「健康とは、身体的、かつ社会的に良好な状態を指し、単に病気でないとか虚弱でないとかいうことではない」と言っています。」だから、一人飲みも大切な健康行動だと・・西根さんも言ってるわけです。(同感、同感・・)

さて、その西根さんは、マッキャンヘルスコミュケーションズで「ヘルスケアビジネス設計士」という、ないやら耳慣れない職業をされてるようです。西根さんがプロモーションした仕事で有名なのが、被災地を元気にしようと企画された「おらほのラジオ体操」です。Youtubeでもかなり話題になったのでご存知の方も多いかと思います。

この企画についても本で触れています。とにかくこの企画は、どこへ持っていっても皆さんが”笑顔”になり話を聞いてくれたそうなんです。誰にでも、パッとわかりやすい「伝えようとする」→「伝わる(共感する)」企画、元気な企画って大切なんですね。とても、良い事例ですよね。このYouTubeの映像みていると、ほっこりしてきます。

そして、この事例について本の中で、

「きっと、「ラジオ体操は健康にいい」と声高に叫んでも、伝わらなかっただろう。みんなは「おらほのラジオ体操」のなかに《正しいもの》ではなく《いいもの》を見つけたのだ。《いいもの》を見つけると、笑顔になるんだな。被災者も、支援者も、日本人も、ガイコクジンも。」

と語られています。なるほどね!!「正しいもの」ではなく「いいもの」つまり理屈抜きで共感されることを見つけることが、なにより大切だったんですね。頷けます!

この他にも、この本はある意味新しい切り口「ヘルスケアに関するマーケティングとコミュニケーション」というテーマで書かれている、大変斬新な興味深い本で最後まで楽しく読ませていただきました!

ちなみに、私も”今なら間にあう!50代から差がつくヘルスケア”「健康習慣をつくる!iPhone/iPadの上手な使いかた(発行元:技術評論社)」と言う本を6月末に出したばかりですが、この本の執筆をキッカケに、改めて自分の第2ステージ(50代から)の健康について様々なな角度から、勉強中です。自然に継続できる健康習慣を上手く手に入れたいですね!