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刑務所を出所後、再犯防止に「ペッパー」が活躍?!


ペッパーくん、高齢者の再犯防止に活躍

 

犯罪者の再犯防止に、更正施設においてコミュニケーションロボット「ペッパー」が使われ始めているそうです。
お笑いの吉本興業が運営している、「よしもとロボット研究所」が現在、無償で貸し出しをしているとのことです。
「いけないと分かっているのにやめられない-。刑務所を出た後も孤立感などから犯罪を繰り返してしまう人の話し相手として、人型ロボット「ペッパー」を活用する試みが始まった。施設で暮らす身寄りのない元受刑者らに笑顔が戻るなど、効果を発揮している。」

たしかに、ニュース等で高齢者の犯罪が最近の傾向として増えていて、その理由には孤独からくる再犯率も高くなっていると耳にしたことがあります。

 

そこで、平成27年犯罪白書を調べてみました。

第5章の「高齢犯罪者」の項目をざざっと要約すると、以下のようなことがわかりました。
・他の年齢層と異なり,平成8年以降増加が著しかったが,19年からはおおむね
横ばいで推移。
・26年は4万7,252人(前年比2.2%増)となったものの,7年の検挙人員の約
4倍であり,成人の他の年齢層と比較して最も多かった。

・犯罪の種類は、窃盗(万引き等) 59,7パーセントと圧倒的に多い。

・高齢者は,入所受刑者全体と比べて,再入者の割合(再入者率)が高い

平成26年は,7年と比べて,総数で約4.6倍に,女子では約16倍に激増

一見、ロボットが話し相手とは非人道的では?人間のスタッフが、実際に話し相手になってやって欲しいと考える方も多いとは思います。

その話の内容にもよるでしょうが、案外、コミュニケーションが苦手だったり、自分に負い目があり人との対話を避けがちな方がたには、リアルな人間でないほうが、意外にバリアなくコミュニケーションがとれる傾向がありそうです。

今後、このような事例は再犯防止だけではなく、1人暮しの高齢者の孤独解消の利用を促す事例なのかもしれませんね。