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月別アーカイブ: 2017年4月

「教えてください」ひと言でモテる会話になる


 

 

あなたは、人とのコミュニケーションは得意ですか?

 

普段の何気ない「友人との会話」「恋人の会話」「家族との会話」「仲間との会話」「ビジネスでの会話」等々、人は毎日の生活の中で、さまざまな立場でコミュニケーションをとっていますよね。

 

コミュニケーションは「人×人」が向き合って成り立つ共同作業です。一人では成り立ちません。

 

ですので、相手が楽しい気持ち、明るい前向きな気持ち、もちろん自分も、そのような気持ちでコミュニケーションを維持できることは、とても大切です。

相手から良い情報をいっぱい引き寄せることにも繋がります。

 

 

 

さて、そんな良好なコミュニケーションをする時に役立つ言葉に、「教えてください!」があります。

●質問されたほうの気持ち:

教えてと言われた!(自分の話に興味をもってもらうことができた。認めてもらえてる)

●質問したほうの気持ち

受け入れてもらえた!(質問に応えてもらえる自分。認めてもらえた)

どちらにも共通することは、「自分を認めてもらえた」という「自己承認欲求」が満たされる感覚が得られるのだと思います。

 

「教えてください!」「教えて!」は、とても簡単にだれでも使える魔法の言葉だと思うのです。

これは、年上、年下、男性、女性関係なく使えます。

 

例えば、友達との会話

A「この前、●●で素敵なレストラン見つけたのよ」

B「いいな〜、私にも教えて」

これだけで、会話は楽しくなり続きます。

 

たとえ、そのレストランにはすでに行っていて食べていたとしても、

「うん、うん、あそこ本当に良いよね!●●は食べてみた。どうだった?教えて〜」

みたいな感じで、共感」+「教えて」をプラスすることで、単に「知ってる」と終わらせるより、前向きなオープンな質問(開いた質問)なので、話が楽しく進みます。

 

仕事の面でも、若い子の知ってる情報と年配者が知ってる情報には、双方感度も違うので、互いに知らない情報を多く持っています。また、男性と女性も同じことが言えます。

 

ぜひ、色々なシーンで「教えてください」「教えて!」の言葉を使ってみてくださいね。

 

 

 

 


50代採用します!第4新卒というロールモデル


 

”第4新卒”とは?

 

 この言葉を聞いたことありますか?

 

  • 第1新卒・・・大学・専門学校・短大などを卒業し、正規職員としての職歴が無い求職者のこと
  • 第2新卒・・教育機関を卒業してから新卒で一旦就職したものの1~3年ほどで転職を考え、転職活動をしている人のこと 
  • 第3新卒・・大学院博士後期課程修了者、もしくは大学院博士後期課程在籍者などの25歳以上の就労経験がない(もしくは3年未満)の就職希望者のこと。
 

 

今回あらたに「第4新卒」という耳慣れない言葉が出てきました。

 

いったい、この第4新卒とはどういうことでしょうか?

 

簡単にいうと、おっさんたち(40代、50代)の方々の、再就職のことをさすようです。
今まで、このような言葉で表現される前は、単に「中高年の中途採用」という表現しかなかったですよね。

 

今回、この言葉が大きく踊りでてきたのには、仁丹で有名な老舗メーカー「森下仁丹」が、このたび大きな英断で「第4新卒」という言葉を使い、大々的におっさんたちの求人をスタートさせたのがキッカケのようです。

 

おっさんも変わる。ニッポンも変わる。(森下仁丹の求人サイト)

 

社長(駒村純一氏)自身の52歳からの再スタートのエピソードも、等身大でとてもインパクトがあります。(なかなか渋い、素敵な社長)

 

今回の森下仁丹の採用は、「きちんと適材適所で力を発揮いただきますよ!」という、強い採用への意気込みが、メッセージが伝わってくる求人サイトで、とても清々しさを感じます。

 

おそらく、今後のヘルスケア事業においてのターゲット層でもある年代層の発掘は、自社製品のイメージアップやマーケティングにも、当然大きく貢献するでしょう。
とにかく、上手い戦略で「座布団1枚!」っていう感じですよね。

 

このことについて、経済評論家・楽天証券経済研究所客員研究員 山崎 元さんが、ご自身も58歳ということで、的確に自分の思いや経験も通して、DIAMOND onlineにコラムを書かれています。かなり参考になる記事です。
ご自身の売り込み方に関心のある方は、ぜひ読んでみられると良いと思います。

森下仁丹の「第四新卒」に採用されるには何が必要か

 

—–1部引用—–

こうして考えると、求職者側の課題が二つ見えてきた。

一つは、「他社で役立つスキル」を意識的かつ継続的に鍛えておくことの必要性だ。過去10年ばかり、筆者は、「他社に雇ってもらえるスキル」を意識的に磨くことを怠ってきた。転職は、漫然と日々働いていて、求人があるからといっていきなりできるものではない。転職を考えるビジネスパーソンは、商品としての自分を意識しておくことが必要だ。

もう一点は、自分から職を売り込む「提案型転職」の有用性だ。もちろん求職者たる者は事前の調査が必要だが、仮に、森下仁丹に企業年金制度がないとすると、あるいは、それがあってもイケていない制度の場合、これを適切にリフォームして、新しい企業年金制度(おそらくは企業型確定拠出年金)を作って、これを金融機関の食い物にされないように上手く運営することで、森下仁丹が実質的な人件費をいくら節約できるのかを計算して提案し、自分が担当者としてそれを行いましょうと売り込むことが、筆者の場合ならできそうだ(注:今回、筆者は応募しないが、このプランで売り込む方がいらっしゃったら、協力します)。

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これも、あらたな100年時代の新しい動きですよね。長生きになったけど、社会的な就労環境はまだまだそれに見あったものにはなっていません。

 

 
定年60代前半であとは余生を…というライフモデルで止まっているなかで、新しい中高年の働き方が求められていますが、良いモデルがまったく不足しています。

 

そんな中で、今回の森下仁丹の動きは、かなり注目されているようで求人の何倍もの応募が、すでにあったようです。それだけ、やる気のある50代の、エネルギーが溜まっているってことでもありますね。
 
このブログ記事を書いていて、あの薬臭い銀色の小さなツブツブの仁丹が蘇ってきました。

 

 
“仁丹世代”のおっさんにたちに、元気なニッポンの新しい働き方の100年時代のロールモデルをつくっていって欲しいものです!もちろん、50代の女性たちにも…

 

 
★前の参考記事:「マルチタレントになれ!人生100年時代」