2017年の初ブログです!
今年もよろしくお願いします。

ピヨ太郎
今年の初ブログは、私自身が最近追い続けているテーマである、100年時代の中高年の仕事や人生を「シフトライフ」することについて書きます。
Amazonでもベストセラーを記録し、かなり好評のようです。
この本は、長寿化が進行する前提の下で、個人と社会がこれにどう対処したらいいのか?について、論じられています。
確かに、現状すでに日本人の平均寿命は、男性80.79歳 、女性が87.05歳となっています。とにかく、長生きになりました。
参考まで、1950年(昭和25年)の平均寿命は、男性58歳、女性61.5歳だったそうです。比較してみると,驚異的な伸びですよね。男性なんて、現在の定年退職前には亡くなっていることになります。こりゃ、すごい!
一昔前の人たちは、60歳にもなれば十分におじいちゃん、おばあちゃんで、あとは余生を隠居生活でのんびり過ごすという生き方が一般的だったわけです。そんな生き方にとりたて、疑問もいだくことなく、そんな人生の流れを淡々と生きてきたように思います。
しかし、今は60代といっても、まだまだ元気で昔の同じ世代に比べるとお若いですすし、なにせ、平均的に90歳近くまで生きるわけです。
また、社会環境的も年金制度崩壊もささやかれ、核家族での暮らしと言う大きな変化があります。大半の人々にとって、余生をゆっくり過ごすというのは、到底無理そうです。
つまり、60歳〜65歳の間で引退し老後の人生を暮らすにはお金が足りないし、あまりにも、長過ぎる人生の残り時間、ヒマなわけです!!
従来の、「教育期間」→「就職し仕事をする期間」→「退職し余生(隠居)」という、ライフモデルでは、もたなくなってきているということです。
女性においても、ご主人の退職と共に隠居生活みたいなパターンでは、まず通用しない時代になってきています。
「就職し仕事をする期間」→「余生(隠居)」の間に、もう一つ二つ新しい働き方をする、人生なん段かのステップが必要になってきています。
そう、自分の人生をシフトしていく、「シフトライフ」が必要になってきているということです。
そんな「シフトライフ」、人それぞれ本当に色々なパターンがあると思います。
今回、紹介するのは私の身近な知り合いでもある、ある60歳前後の女性のモデルです。
その女性、池田康子さんは、介護予防に関わる仕事をしている中で、「認知症予防に料理することがとても良いのでは!」と、ある日思いつき、56歳から祐成陽子クッキング教室に通いだし、フードコーディネーターの資格を取得し、料理研究家になりました。
そして昨年、北杜食品という会社から発売された「そるとまと」という、トマト+塩+米麹を発酵させた調味料の監修をし発売されたり、しっかり活動の幅を広げています。
この調味料監修に彼女が携わったキッカケは、フードコーディネーターの資格をとってから、まだ実績ゼロだった彼女は、とにかく毎日コツコツとご自身のオリジナル料理レシピを、ブログで更新していました。
そして、たまたま作ったトマト調味料「そるとまと」のことをブログにアップしていたら、テレビで紹介されたりと反響もあったそうなんです。
そんな中フードコーディネーターの学校で同期だった、北杜食品の方にその「そるとまと」を食べていただく機会があり、その方が、そるとまとに惚れ込んで商品化決定!!という、なんともラッキーな展開で、製品化され発売されるようになったそうです。
その後も、彼女は活動する中で色々な縁に恵まれ、独自の新しい仕事を生み出しはじめています。
また、このブログで以前に紹介した事例で、60代女性が経験ゼロから、オリジナルの服を作りネットショッピングサイトで販売をスタートした、大山さんという女性事例もあります。
こんな、彼女たちを分析してみると、
「自分の積み重ねたきたキャリアや得意なこと」+「したい!のもうひとつの新しい個性(キャリア)」を掛け合わせて、「レアカードの仕事」を創り始めているのではないでしょうか。
ピコ太郎手法ですよね(笑)
「アップル」×「ペン」=異質のものの掛け合わせ
「それって難しいよね?」という、周りの常識に左右されたり、自分の中で限界をつくってしまうと、きっと、「シフトライフ」はなかなか出来ないでしまうと思います。やはり、ライフシフトには、若い世代よりむしろ勇気がいるでしょうから..
もともと、シフトライフは「不利な勝負」であることが多いように感じてしまいます。でも、その不利な勝負でも歩みだしてみないと、なにもわからない「ゼロ」のままです。
・「ゼロ」を「イチ」にしていける可能性を見極めてみる選択をまずはしてみるのか?
・「ゼロ」をそのまま放置し、後半人生を終わっていくのか?あなたは、どちらを選択しますか?
100年時代といわれはじめている長い長い人生、どこかで「シフトライフ」が必要になってくることは間違いないようです。
2017年、あなたの「シフトライフ」について、考えてみる、1歩踏む出してみる年にしてみませんか!