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本を読んだ感想を書きます。

気になる無料公開?『えんとつ町のプペル』


お笑いタレントでも知られ、人気絵本「えんとつ町のプペル」の著者でもある
お笑いコンビ”キングコング”の西野亮廣(にしの あきひろ)さんが、つい先日LINE BLOG

 

 

という記事で、絵本「えんとつ町のプペル」を全文無料公開をしたことが話題になっていますね。

 
無料公開された作品は、以下のspotlight-mediaのサイトで読めます。

大ヒット中の絵本『えんとつ町のプペル』を全ページ無料公開します(キンコン西野)

http://spotlight-media.jp/article/370505056378315909?utm_source=spotlight&utm_medium=referral&utm_campaign=topic_detail_page

わたしは、申し訳ないですがこれまでこの絵本の存在を、まったく知りませんでした。
で、今回の無料公開で知ったわけです。早速読ませていただきました。絵がとても素敵で印象的でした。


で、なぜいま無料公開したの?

 
 
 
 
絵本よりも、そのことがとても気になり、少し西野さんのいままでのこの絵本を発売してからの行動を、Web媒体等で追ってみました。(思いっきり好奇心で・・笑)
 
 
今さらですが、西野さんはすごい天才的なマーケティング能力と、並外れた行動力がある方なのだとわかりました。

 

 
 

西野さんの仕掛けたこと

 

1.クラウドファンデングでの資金あつめとファン集め

 

spotlighの記事

西野「バカ地方創世、補助金なんか受け取るな!空海は面白い言葉を残している」

 
自分で1万部出版者から購入し、クラウドファンデングで宣伝しながらオプション販売


西野さんのコメント


「出版社から『えんとつ町のプペル』の初版発行部数は1万部です」と言われ、その数では勝負できないと踏んで、「僕が1万冊買うので、スタートは3万部にしてください」と返した。なぜ、「1万部買う」という勝負に出れたかというと、クラウドファンディングのリターン(サイン入り絵本)で、ある程度の見込みを立てられていたから。」と書かれています。

 

また、これによって集まったお金より、まずはファンがつくことが大きかったと書かれています。
「大スポンサーの一本釣りではなく、ほんのわずかずつでもいいから、多くの人々の気持ちを集めて高野山を作った方が絶対によくね?」と..
 
 

2.個人で新聞1面広告を買い取った戦略

spotlighの記事

キングコング西野「個人で新聞の1面を買ってみた」【やってみたシリーズ第1弾】

新聞に個人で、毎日新聞の紙面へ一面広告を出してみたということについて書かれています。

 

 
この2つで、ネット媒体を情報の主なものとしてる人とアナログ派で紙媒体を主な情報源としてる人に上手く販促を仕掛けたんですね。
 
 

3.そして、今回の無料公開

 spotlighの記事
と言う流れになったのですね。

  

お笑い芸人の「笑をつかむ」ことと、こういった人の動向を読むことは、きっと重なる部分も多いので、もともと感覚的に彼にはその能力があるのでしょうか・・

 

とにかく、すごくうまいストーリー。
このような方法は、他の事業などでもマネができ参考になりますよね。

《書評》”一人飲み”は健康維持に大切なキーワード?!


先日ビックサイトで開催された、第2回WellnessPost「ヘルスケア・イノベーション」へ参加しお話を聞いてきました。このイベントについては、日経デジタルヘルスさんでも「運動しない人に運動してもらう術はあるのか」と言うタイトルで取り上げています。

このイベント、とにかく最近のヘルスケア関連事業で大活躍の豪華メンバーが勢揃いで、とても参考になる実践的なお話ばかりで素晴らしい内容でした。そのパネリストの1人である、西根英一さんの新刊の生活者ニーズから発想する「健康美容ビジネス(発行:宣伝会議)」を、早速購入し読ませていただきました。

この本の第1章のはじめに、

健康のために何をしてるんですか?と聞かれると、僕は、「一人飲みです!」と答える。

という一文があります。じつは、この本のそこへかなり共感してしまった私です。わたしも同じ回答だからです(笑)ということで、少しこの本の内容や感想を書きたいと思います。

健康とか美容とか、ヘルスケアというキーワードからは、ガンガン頑張ってカラダを鍛える・磨く的なオーラがどうしてもしてしますよね。マスメディア等でもジムへ通って筋力トレーニングをしてる絵や、エステをしてる絵、特別なダイエット食品を食べる絵等々のものが多く流れてきます。それって結局ほとんどの方は、継続が難しと思うんですよね。(きっかけ作りには、こういったサービスもひとつの手段であるとは思います)

本当の健康って長いスパンで無理なく「からだ・こころ・あたま」の良いコンディションを自然ンに維持していけることがポイントだと思います。WHO(世界保険機構)でも、「健康とは、身体的、かつ社会的に良好な状態を指し、単に病気でないとか虚弱でないとかいうことではない」と言っています。」だから、一人飲みも大切な健康行動だと・・西根さんも言ってるわけです。(同感、同感・・)

さて、その西根さんは、マッキャンヘルスコミュケーションズで「ヘルスケアビジネス設計士」という、ないやら耳慣れない職業をされてるようです。西根さんがプロモーションした仕事で有名なのが、被災地を元気にしようと企画された「おらほのラジオ体操」です。Youtubeでもかなり話題になったのでご存知の方も多いかと思います。

この企画についても本で触れています。とにかくこの企画は、どこへ持っていっても皆さんが”笑顔”になり話を聞いてくれたそうなんです。誰にでも、パッとわかりやすい「伝えようとする」→「伝わる(共感する)」企画、元気な企画って大切なんですね。とても、良い事例ですよね。このYouTubeの映像みていると、ほっこりしてきます。

そして、この事例について本の中で、

「きっと、「ラジオ体操は健康にいい」と声高に叫んでも、伝わらなかっただろう。みんなは「おらほのラジオ体操」のなかに《正しいもの》ではなく《いいもの》を見つけたのだ。《いいもの》を見つけると、笑顔になるんだな。被災者も、支援者も、日本人も、ガイコクジンも。」

と語られています。なるほどね!!「正しいもの」ではなく「いいもの」つまり理屈抜きで共感されることを見つけることが、なにより大切だったんですね。頷けます!

この他にも、この本はある意味新しい切り口「ヘルスケアに関するマーケティングとコミュニケーション」というテーマで書かれている、大変斬新な興味深い本で最後まで楽しく読ませていただきました!

ちなみに、私も”今なら間にあう!50代から差がつくヘルスケア”「健康習慣をつくる!iPhone/iPadの上手な使いかた(発行元:技術評論社)」と言う本を6月末に出したばかりですが、この本の執筆をキッカケに、改めて自分の第2ステージ(50代から)の健康について様々なな角度から、勉強中です。自然に継続できる健康習慣を上手く手に入れたいですね!

 


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